日進市レクリエーション協会

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タスポニーのちょっとしたおはなし


○タスポニーが始まった
1981年頃のこと。名古屋市熱田区の極 小さな YMCAに赴任してきた山口栄三氏の困惑…あまりに小さい軽運動室…しかし、ここで何かスポーツをやらなければ…
もらいモノの「リハビリ用スポンジボール(アメリカ製)」を投げ込んだ!!! おぉ 皆が打ち合って遊んでいる!楽しそうに!!!
 もともとYMCAはバスケットボールやバレーボールを創始した実績ある機関。
 偶然と 可能性と ”必要” から 自然発生的な経緯で タスポニーが発芽しました。
○スポンジボールが狭い運動室と出会って誕生!
無理繰り、既成のコートに当てはめたのではない 独自のコート空間が創生されました。8.00m×4.1mの外周がコートサイズ…いろいろ試したその先に落ち着いた賜物!! です。(この独自のサイズが、、 これまでの普及を阻む一因でもあったのですが、、)
 でも、、 やったらわかる!!! これが絶妙なサイズであるということが!!!
 
 日進市スポーツセンター第2競技場&上納池体育館には、これまでの実績に鑑みて、タスポニーコートが設置されています。
 このサイズとスポンジボールが醸し出す極上の時空を体験に来て下さい。
○ところでTASPONYって
ハンドテニスって云ったら想像できますか。ネットを挟んで両者が一打で相手コートに打ち返し合う(ラケット無しの)テニス様球技です。
 ルールを整え、世間にお披露目… さて…競技名は…
 TA(出生の地 熱田のた)
 SPON(出生の核=スポンジボール)
 Y(出生の場YMCAに因んで)
 いわゆる”◇%$◎テニス” じゃないところが ミソ !!! 誕生に纏わるネーミングなのでした。
○やってみました4ヶ月
①ラケットとかの道具の扱い方練習をしなくて良いので、初めてでもすぐにゲームを楽しめました。

 特筆すべきは、、 ボールが自分の右へ飛んできたら 右手でフォア、左へきたら 左手でフォア。左右の筋肉を全身レベルで同等に使っているのにびっくりです。
 しかも素手で打球する事から、手のひらの感触がそのまま伝達されます。つまり、 右手で打球⇒左脳を刺激 … 左手で打球⇒右脳を刺激 … これってスゴくないですか?脳が快感で喜ぶって !!!

②スポンジボールは直径17cm メロンぐらいの大きさです。軟らかいので 当たっても平気、思い切り身体を動かせます。

 そして、、 ここがスポンジボールの有用性を語るところなんですが…硬いボールのようには弾みません。ワンバウンドしたボールを打とうとすると かなり姿勢を低くします。スクワットをしつつ一打する、、 まさにそんなイメージ。
 夢中になってゲームを楽しむ内に、、 遠い?or近い?絶対的に自分にとって必要となる 脚部の筋力UPができてしまう!
 これはスゴい!!!

 道具の性能に依るところ無く『素の人力』を 体感&認識できるボールゲームってそうはないと思います。
 タスポニーの沼にはまるのは 今! そう、、 今!

ライター 出原淳子/普及担当員、指導員

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